豚のレバーは加熱しろ - Buta No Reba Wa Kanetsu Shiro 2
転生したらやはり豚だった俺。最愛の人と再会するため、戦火を駆け抜ける!
剣と魔法の国に再び豚として参上! しかし肝心のジェスがいない。なぜだ! ジェスたそをブヒブヒ舐め回したい一心でやってきたというのに……!
……失礼、違うんだ。俺が少し離れている間に、闇社会の連中が王朝に反旗を翻して、この国は今大変なことになっているらしい。俺がここに再臨したのは、そんななかイェスマ解放を目指し戦うイケメン狩人ノットに協力し、残酷な運命を課されたイェスマたちを救うため。
べ、別に、ジェスへのガチ恋が溢れて会いたくて会いたくて仕方がないだなんて、これっぽっちも思ってないからな!
「くそどーてーさんも、私と同じなんですね。いつか私もノットさんに……」
こらセレス、地の文を読むんじゃない。あとその呼び方、どうにかならないか?
豚のレバーは加熱しろ - Buta No Reba Wa Kanetsu Shiro 3
イェスマの運命を握る秘密の計画。ガチ恋豚はジェスとともに再び冒険へ!
「私は幸せです。豚さんと一緒にいられるのなら」
封印されていた記憶を取り戻したジェスたそ……ちょっと俺のことを好きすぎるような気がするのだが! いかんいかん、ガチ恋オタクの悪い癖だ、自惚れないようにしておこう。
そんなジェスと一緒に俺が再び冒険の旅に出ているのは、二つの理由からだ。一つは「闇躍の術師」を打倒するための至宝を捜索すること。そしてもう一つは、王朝と解放軍の同盟を強固にするため、とある人物から協力を取り付けること。
その鍵を握っているのは、女の子の脚を嗅ぐのが何より大好きという、あの変態犬ロッシで……?
豚のレバーは加熱しろ - Buta No Reba Wa Kanetsu Shiro
転生したら豚だった!美少女にお世話されるなら、こんな冒険も悪くない?
豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!
豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。
ブヒッ! かわいい! 豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白の……。
「あの、心の声が聞こえていますが……」
まずい! 欲望がだだ漏れだ!
「もしお望みでしたら、ちょっとだけなら」
え、ちょっ……!?
まるで獣のような俺の欲望も(ちょっぴり引き気味ながら)受け入れてくれる、純真な少女にお世話される生活。う~ん、豚でいるのも悪くないな?
これはそんな俺たちのブヒブヒな大冒険……のはずだったんだが、なあジェス、なんでお前、命を狙われているんだ?
さあ魔法もスキルも持たぬブタよ、過酷な運命に囚われた少女を、知恵と機転と嗅覚で救い出せ!
第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、豚転生ファンタジー!
豚のレバーは加熱しろ - Buta No Reba Wa Kanetsu Shiro 4
豚と美少女のブヒブヒ珍道中? 豚転生ファンタジー第四弾!
「私もやってみたいです! らぶこめ!」
ジェスが突拍子もないことを言い出した。なあジェス、ラブコメっていうのは恋愛対象がいないとできないのだが……。え、もしかしなくても相手は、俺? ブヒブヒッ!
王朝に反旗を翻していた闇躍の術師を撃破し、ひとときの安寧が訪れていた。二人きりのブヒブヒハネムーン!というわけではないが、どんな願いも叶えるという「赤き願い星」を目指し、俺とジェスは北を目指して楽しく観光旅行中なのだ。なんといっても温泉が楽しみ! ジェスたそと一緒のお風呂……。
もはやお互いの気持ちを隠すことなく、相思相愛のイチャラブ状態。だがジェスには気がかりもあるようで……? 謎とラブに溢れた旅情編!
豚のレバーは加熱しろ - Buta No Reba Wa Kanetsu Shiro 7
ジェスとセレスに挟まれたハムサンドな旅は、危険だらけの逃避行?
「どうか……私を殺してください」
おいセレス、どうしてそんなことを!? おかしくなった世界を元に戻すためには、セレスが死ななきゃいけないだって? 絶対に認めない。俺とジェスで、セレスが死なずに済む方法を探すんだ!
王朝軍から追われる身となったセレスとの、危険だらけの逃避行。知恵を絞って追っ手をかわしながら、俺たちは伝説を頼りに「西の荒野」を目指す。
「よし、まずはジェスがお姉さんになるんだ。セレスのお姉さんにな」
「えええ? なぜでしょう……」
美少女2人に挟まれたハムサンドな旅に、意外な助っ人が現れる。その者の真意とは。そして脅かされるセレスの一途な恋の行方は――ハッピーエンドにならなかったら、この俺が絶対に許さない!
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